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生物学論文紹介同人サークル「ハイアイアイ臨海実験所」です。
ここでは、気になった学術論文を紹介したり、同人活動を告知したりします。

2010年11月16日

【論文】人間に付くフジツボ

亀藤です。ときどき、ウミガメやクジラに付くフジツボのおハナシをさせていただく機会があるのですが、その中でよく受ける質問に「人間に付くフジツボってあるんですか?」というものがあります。そんなわけで今日紹介する論文はコチラ、

Studies in the Coronulidae (Cirripedia) shell morphology, growth, and function, and their bearing on subfamily classification.
Monroe (1981)
Memoirs of the Queensland Museum, 20(2), 237-251
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オニフジツボ科(ウミガメやクジラに付くフジツボが含まれる)の殻構造、成長、機能と分類学的再検討続きを読む
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2010年10月16日

【論文】ウミヘビと藻

亀藤です。ひさしぶりの論文紹介になってしまいました。今回紹介する論文はコチラ、

A sea snake’s colour affects its susceptibility to algal fouling
Shine et al., 2010.
Proceedings of the Royal Society B, doi: 10.1098/rspb.2010.0255


ウミヘビの体色と藻の付着

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2010年06月30日

【論文】ウミガメの産卵浜と海流

亀藤です。今日紹介する論文はコチラ、

Sea turtle nesting distributions and oceanographic constraints on hatchling migration
Putman et al. 2010
Proceedings of the Royal Society B. doi: 10.1098/rspb.2010.1088


ウミガメの産卵浜選択と海流の関係

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2010年06月21日

【論文】ニャーと鳴くコケムシ化石

亀藤です。今日紹介する論文はコチラ、

Cambrian origin of all skeletalized metazoan phyla--Discovery of Earth's oldest bryozoans (Upper Cambrian, southern Mexico).
Landing et al. 2010
Geology, 38, 547-550

最古のコケムシ化石(カンブリア紀)




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2010年05月26日

【論文】ワニフジツボ

こんにちは、亀藤です。ちょっと昔の論文ですが、今日紹介する論文はコチラ、

Chelonibia testudinaria (L.)(Cirripedia, Coronulidae) on Crocodylus porosus Scheneider, a new host record
Monroe & Garrett (1979)
Crustaceana, 36(1), 108


ワニに付いたカメフジツボ


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2010年05月20日

【論文】オルドビス紀のバージェス頁岩動物群発見!! …の裏で

こんにちは、亀藤です。今回紹介する論文はコチラ、

Ordovician faunas of Burgess Shale type
Van Roy et al., 2010
Nature, 463(13), 215-218.

新しいバージェス頁岩動物群の記録


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2010年04月19日

【論文】ヒルの王様

亀藤です。たぶんグロだから見ないけど、史上最強のヒルが新種として記載されたそうです。

Tyrannobdella rex N. Gen. N. Sp. and the Evolutionary Origins of Mucosal Leech Infestations
Phillips et al., 2010
PLoS ONE, 5(4), e10057

って見ちゃったよ…フツーにグロ画像だわ。Fig. 1Aとか最悪。あとFig.1Dも。

学名 Tyrannobdella rex の由来はティラノサウルス・レックスで知られるとおり、‘tyrannos’は『暴君』、‘bdella’で『ヒル』、‘rex’は『王様』。PLoS ONEはフリーだから誰でも見れるけど、グロだからリンクは貼らない。各自自己責任で見よ。

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2010年04月12日

【論文】オサガメの潜水行動

亀藤です。今日紹介する論文はコチラ、

Prolonged deep dives by the leatherback turtle Dermochelys coriacea: pushing their aerobic dive limits
Lopez-Mendilaharsu et al. 2009
Marine Biodiversity Records, 2, e35, 1-3. doi:10.1017/S1755267208000390
【オサガメの潜水行動】



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2010年04月05日

【論文】ウミガメの冬眠

亀藤です。今回紹介する論文はコチラ、

First records of dive durations for a hibernating sea turtle.
Hochscheid et al. 2005.
Biology Letters. 1, 82-86. doi: 10.1098/rsbl.2004.0250
ウミガメの冬眠

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posted by 亀藤 at 03:10| Comment(0) | 論文紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月21日

【論文】白亜紀末の大絶滅:石灰質ナンノプランクトン編

亀藤です。某学会(宗教でない)参戦のため、沖縄から東京に移動してきました。学会準備や引越しなどでなかなか更新できませんでしたが、ひさしぶりに1本論文紹介します。

さて、先日Science誌に 恐竜大絶滅についてチチュラブインパクト(ユカタン半島の小惑星激突)がその原因だよ、という論文が発表されました。
The Chicxulub asteroid impact and mass extinction at the Cretaceous-Paleogene boundary
Schulte et al. 2010.
Science, 327, 1214-1218. DOI: 10.1126/science.1177265 

もちろん恐竜好きの僕ですから「キャーステキ!!紹介しなくちゃ!!」と読み始めたのですが、当然古生物ファンの間にもあっという間にこの論文の存在が知れ渡り、他のサイト(というかマスコミ記事でも)で日本語レビューされてしまいました。そりゃあそうですよね、だって恐竜大絶滅ですから。

そこで古生物ファンにあまり注目されなかった裏番組的存在、同時代のナンノプランクトンの大絶滅を扱った論文を紹介します。そんなわけで今日紹介する論文はコチラ、

Geographic controls on nannoplankton extinction across the Cretaceous/Palaeogene boundary
Jiang et al. 2010
Nature Geoscience, 28 February 2010. doi:10.1038/ngeo775

白亜紀-新生代のナンノプランクトン大絶滅


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posted by 亀藤 at 23:52| Comment(7) | 論文紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする